15年ほど前のWindows XPのパソコンですが、HDDが壊れる前にバックアップを取っておきたいということで、SSDでクローンを作ることにしました。
これまでこのブログでは、クローンするパソコンにクローン用のソフトをインストールしてクローンを作る方法を紹介してきましたが、今回はパソコンなしで利用できるクローン装置を使ってみることにしました。
使った装置は以下です。
※この装置はSATA専用です。IDEには対応していません。
玄人志向 KURO-DACHI/CLONE/CRU3
パソコンが不要で、操作も簡単ということだったので、これをAmazonで購入して試しました。
160GB(使用量は80GB)を256のSSD(Crucial 240GB 内蔵SSD BX500SSD1 Amazon広告リンク)にクローンした手順は次のとおりです。
1.ACアダプタを接続していないクローン装置のAスロットにSSDを取り付けます。続いて、XPではないバソコンにこのクローン装置をUSBケーブルで接続し、SSDを初期化します。念の為、NTFSでクイックフォーマットも行いました。
ここでの最大のポイントは、MBRではなくGPTで初期化することです。
このパソコンをシャットダウンし、USBケーブルをはずし、クローン装置からSSDも外します。
2.次に電源を切ったXPパソコンからHDDを取り外します。
3.電源を切った状態のクローン装置に、Aスロットへコピー元のHDDを、Bスロットへコピー先のSSDをセットします。それぞれのストレージはぎゅっと押し込む感じでセットします。
4.3の状態のクローン装置をACアダブターにつなぎ電源をオンにします。
その後、両端のLEDが緑色の連続点灯になったら準備完了です。
5.CLONEボタンを3秒ほど押し続けると25%から100%の4つのLEDが白色で点滅します。CLONEボタンからいったん指を離してから、4つのLEDが白色で点滅している間に、改めてCLONEボタンをポンと押すと、25%のLEDが白色で点滅し始めてクローンが始まります。(このとき、すぐに25%のLEDが白色で点滅しないときはこの記事の最後の方を読んでください)
6.クローンの完了を待ちます。
クローンが完了すると、両端のLEDは緑色の連続点灯、中央部の4つのLEDは白色の連続点灯になります。
今回はクローンに1時間くらいかかりました。
7.クローン装置の電源をオフにしてから、HDDとSSDを取り外します。
その後、HDDやSSDでXPが起動できるか確認します。
実は、最初、5の操作で25%のLEDが白色で点滅しませんでした。
マニュアルには、XPの場合は「MBRで初期化」と書いてあったので、最初はMBRで初期化しました。その後、5のクローン操作を行ったのですが、両端の緑色のLEDが連続するも、25%のLEDが白色で点滅しないのです。
しばらくしても一向に変化がないので、クローン装置の電源ボタンで電源を切り、SSD、HDDを取り外し、SSDをGPTに変換後、3からの操作を行うことで、無事にクローンが完了しました。
ぐっどらっこ。