MacBook Air 13-inch, Early 2015 をOCLPにてsonoma 14.5 で使っていました。
10日ほど前にmacOS Sonoma 14.6.1がリリースされました。
MacにインストールされているOCLPのバーションは1.5.0で、Sonoma 14.6.1に対応しているようです。
14.6.1には緊急性の高いセキュリティパッチやバクフィックスはなかったのですが、すでにインストールの準備が済んでいるようで「今すぐ再起動」ボタンが表示されていたので、ついクリックしてしまいました。
インストールは問題なく終わり、パスワードを入力してデスクトップが表示されると、なぜか1分ほどで勝手にログアウトされてしまうようになってしまいました。再起動したりしても、症状は変わりません。
コンソールアプリでクラッシュレポートを確認すると以下のようなログがありました。
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Translated Report (Full Report Below)
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Process: WindowServer [168]
Path: /System/Library/PrivateFrameworks/SkyLight.framework/Versions/A/Resources/WindowServer
Identifier: WindowServer
Version: ???
Code Type: X86-64 (Native)
Parent Process: launchd [1]
User ID: 88
Date/Time: 2024-08-18 15:18:51.9350 +0900
OS Version: macOS 14.6.1 (23G93)
Report Version: 12
Anonymous UUID: D8825FBE-D157-0689-490B-144893C62312
Time Awake Since Boot: 680 seconds
System Integrity Protection: enabled
Crashed Thread: 0 ws_main_thread Dispatch queue: com.apple.main-thread
Exception Type: EXC_BAD_ACCESS (SIGSEGV)
Exception Codes: UNKNOWN_0xD at 0x0000000000000000
Exception Codes: 0x000000000000000d, 0x0000000000000000
Termination Reason: Namespace SIGNAL, Code 11 Segmentation fault: 11
Terminating Process: exc handler [168]
WindowServerがEXC_BAD_ACCESS (SIGSEGV)で落ちているようですが、よくわからないです。
そういえば、14.6.1にアップデート後、OCLPのPost-Install Root Patchの実行をし忘れていました。
でも、ログインするとすぐにログアウトしてしまいます。
以下の方法で対処できましたので、同じ現象でお困りの方はお試し下さい。
- Macを終了させます。
- Optionキーを押しながら電源ボタンを押します。
- OCLPのパティションをクリックします。
- SHIFTキーを押しながらSonomaのパティションをクリックし、セーフモード起動します。
- ログインします。(セーフモードであれば正常にログインできます)
- Macにインストール済みのOCLPを起動しようとするも、起動できません。
- 他のパソコンでOCLPOpenCore-Patcher-GUI.app.zipをダウンロードし、USBメモリを使って問題が発生使ってしているMacにコピーします。
- zipを解凍後、そのOpenCore-Patcher.appを起動し、Post-Install Root Patchを実行します。
- Macを再起動します。
直りましたか?
macOSのアップデートがリリースされるたびに、今、問題なく動いていれば、それはそれでOKだからアップデートはやめておこうかな...と思うのですが、ついついアップデートしてしまいます。
さて、このMacにも、OCLPはmacOS 15 (Sequoia)に問題なく対応してくれるでしょうか。
ぐっどらっこ。