ドコモ光に切り替えた話 その1

切替日の1週間前にHGWが届き、切替日の4日前にドコモから「開通のご案内」という書類が届きました。OCNからはメールも書類も届いていません。

そして、いよいよ、ドコモ光への切り替えの日がやってきました。
小一時間ほど、すったもんだした結果、無事に切り替えは完了しました。

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以下、そのまとめです。

・設定変更は、機器の電源を入れてから30分くらいかかります
・機器の交換可能時間は7:30〜22:30
・ひかり電話をご利用の方は工事日当日の午前中に機器交換を行ってください

ホームゲートウェイ(HGW)の箱の中に上記のような内容の書かれた小さな一枚の紙が入っていますが、切り替え作業の説明書はこれだけあればよかった感じです。まあ、あとは「インターネット設定ガイド」くらいでしょうか。

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1.古いHGWとルーター(ルーターはもう使わない)の電源を抜いて、LANケーブルや光ケーブル、電話線を取り外します。

2.光コンセントから今まで使っていた光ケーブルを抜いて、新しい光ケーブル(HGWに同梱)を接続します。光ケーブルは、下図の赤矢印の先の部分を指でつまむようにして軽く引き抜けば外れます。

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3.2の光ケーブルの反対側の端子を小型ONU(GE-PON 光加入者線終端装置、HGWに同梱)に接続して、それをHGWのLINE部分のスライドをあけて差し込みます。適切な向きがあるので注意して差し込みます。電話線も接続しておきました。

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4.HGWの電源を入れて少し待ちます。
光ケーブルのコネクタ部分のLEDが緑色にひかり、HGWのランプも「電源」「ひかり電話」「ACT」「登録」が緑色に連続点灯するようになりました。

5.LANケーブルをHGWのLANポートに接続し、ノートパソコンにその反対側を接続したら、ブラウザから http://192.168.1.1/ へアクセスします。

6.HGW用の新しいパスワードを指定すると、次はPPPoEの設定画面が表示されました。

実は、ここでつまずきました。
ドコモで契約した際にもらった書類のOCNインターネットのページに、接続方式として「IPoE」という文字があったので、「あー、じゃあ、PPPoEの設定はいらないんだな」と勝手に思い込み、6番目の手順では「PPPoEを設定しない」を選んでしまったのです。
ノートパソコンから、1.1.1.1にpingを実行していたのですが、30分以上経っても Timeout のままです。ひかり電話は、HGWが立ち上がってしばらくしたら使えるようになっていました。「んー、これはおかしいな」と思い、試しにHGWのPPPoEの設定を行うと、pingが通るではありませんか。

そうなんです。
・今までPR-200NEを使っていた(PR-200NEではIPoEを利用できない)
・OCN的には、IPoEが使えないのでPPPoE接続しかできない回線(契約)状態だった
・ドコモ光への切り替えにあたり、そのOCNの契約の継続利用だった
だったのです。まあ、6でPPPoEの設定画面が出たとき、また、HGWのサイドメニューの「基本設定」→「接続設定 IPv4」の操作ボタンが操作可能になっていることで気づけよ(IPoEの場合は設定できないように操作ボタンがグレーアウトになっている)って話です。
素直に、ウイザードの指示通りにPPPoEの設定を行えば、30分も無駄な時間を過ごすことはなかったのでした。

7.というわけで、PPPoEの設定を行い、ノートパソコンからインターネットに接続できることを確認します。そして、Googleのスピードネットで速度計測を行うと、下りで約300メガbpsくらい出るではないですか。おー。

8.最後に、HGWのLANのIPアドレスやDHCPサーバーの調整を行って、無線LANのアクセスポイントなどのLANケーブルをHGWのLANポートに接続して作業は終了です。スマホからもWi-Fi経由でインターネット接続ができることを確認しました。

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たぶん数日すると、OCNから「IPoEが使えるようになりましたよーー」というメールが来て、IPoEが使えるようになると思うのですが、そこで、また一波乱(HGWのVPN機能が使えなくなる...とか)あると思っています。

それでは「その2」の投稿をお待ち下さい。

ぐっどらっこ。