古いMacBookをOpen Core Legacy Patcherを入れたSonoma 14.1で使っていました。
Sonoma 14.5への更新がいつの間にかできるようになっていたのと、OCLP 1.4.3が14.5に対応していることを確認できたので、アップデートしてみることにしました。インストールされているOCLPが1.4.3であることも確認しました。
ところが、MacBookにRoot PatchされていたOCLPのバージョンが1.4.3ではなかったらしく、それが原因で、Sonoma 14.5へのアップデート後の再起動で、MacBookがブートの途中で止まり、起動しなくなってしまいました。
電源ボタン長押しでの再起動のやり直しや、USBキーボードの接続、優先LANアダプタの接続などを試しましたが症状変わらずで、必ず同じ場所でスタックします。
今回は、幸いなことに以下の方法で回復できましたので、備忘録として手順を残しておこうと思います。
1.フリーズ状態から電源ボタン長押しで強制終了させます。
2.USBメモリを用意し、そこに、他のパソコンにダウンロードして解凍したMac用のOCLP 1.4.3以上の最新版の実行イメージをコピーします。私は、AutoPkg-Assets.pkgをコピーしました。
3.optionキーを押しながら電源ボタンを押します。
4.EFI Bootアイコンをクリックし、次に表示されるアイコンの中から、SHIFTキーを押しながら問題のブートディスクをクリックします。SHIFTキーはしばらく押し続けておいてください。
5.そうするとセーフモードでMacBookが立ち上がるので、ログイン後、2番で用意したUSBを挿して、MacBookへOCLPの実行イメージをコピーし、実行します。
6.インストーラーが起動しインストールを進めてしばらくすると、突然、MacBookが再起動します。
その後、私の場合は、運良く再起動が始まり、先ほど止まっていた部分でスタックすることなく、ログイン画面が表示され、無事にログインすることができました。
macOSも14.5になっていて、ホッと一安心です。
OCLPのmacOSのバージョンアップ時は、いつも「やめておこうかな」と思うのですが、ついついやってしまいます。
よほどの問題がない限り、今動いているmacOSのままにしておいた方が良いのかもしれません。
ぐっどらっこ。