日本語のウェブページは英語版Windows 11のEdgeやchromeで文字化けせずに見られるか?

英語版のWindows 11や10、つまり、日本語の入力ができない状態のWindows11や10のブラウザで、日本語のホームページを見たらどう表示されるか?というお話です。
文字化けするんじゃないのと思ったりもしますが、結論から言うと、だいたい問題なく見られます。

ブラウザでテキストを表示する場合は、
・HTMLのmetaタグで定義される文字コード
・HTMLで指定するフォントファミリーと、パソコンにインストールされているフォント
が影響します。
他に、
・HTMLファイルの文字コード(これは、metaタグで定義される文字コードと同じであることが基本)
も影響します。

以下のスクリーンショットは、
・Windows 11 Home 64bit 22H2
 Region : United States
 Time zone : (UTC-08:00)Pacific Time(US & Canada)
 Language : English(Unites States)
・ブラウザは上記のEdge
・ウェブサイトのmetaタグで定義される文字コードは、SHIFT_JIS
という環境の、Edgeのデベロッパーツールのスクショです。

japanese_webpage_what_look_like_on_non_japanese_windows_os.png

2番の表示(フォント)は、日本語端末のそれとは微妙に違いますが、読めなくはありません。
実際の表示使われているフォントは3にある
Yu Gothic
Microsoft Yahei
Times New Roman
のようです。

japanese_webpage_what_look_like_on_non_japanese_windows_os_2.png

ちなみに、UTF-8のページであっても、EdgeやChromeでは問題なく表示できました。
以上、考えればわかりそうで、でも実際はどうなんだろう?実験のお話でした。

今どきのウェブページなら、Webフォントをダウンロードして表示するように仕込めば、制作サイドのイメージ通りに表示させることはできると思うのですが、Webフォントのダウンロードのでせいで表示に時間がかかる場合もあるので、悩ましいところではあります。

GoogleさんのNoto fontsの取り組みも興味深いです。
https://fonts.google.com/noto/fonts

ぐっどらっこ。