2022年7月アーカイブ

 

 

MS Egde canaryが起動しないとき

7月29日ころリリースの、Edge Canary build 105.0.1335.0 が起動できなくなりました。
Edge Canaryのアイコンをダブルクリックしても、何も変化が起きず、裏で起動しようとするもののクラッシュしている感じです。

その後、Canary build 105.0.1336.0 がリリースされインストールしてみたのですが、やはり起動しません。

以下の手順で起動できるようになります。

1.Egde Canaryの最新版を上書きインストール。

2.コマンドプロンプトを起動。

3.cdコマンドで、以下に移動。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Edge SxS\Application

4.以下のコマンドをコピペで実行。
msedge.exe --disable-features=msShorelineNotifications,msShorelineSnoozeNotifications

edge_canary_not_working.png

上記手順がうまくいけば、4を実行すると、Edge Canaryが立ち上がってきます。

ソース:Edge Canary 105.0.1335.0 is crashing.(reddit)

ぐっどらっこ。

Googleさんが、パソコンを簡単にChromebook化できる「Chrome OS Flex」を提供してくれるようになったので、さっそく試してみました。
今回、Chromebook化したのは、以前、CloudReadyでChromebookとして使っていた、

HP ProBook 4320s

という、第1世代のCore-i3 370Mを搭載した、かなり古いパソコンです。
メモリは4GB、ストレージは250GBのSSDです。
もともとはWindows7が動いていたパソコンです。

Googleでは、Chrome OS Flexが使える「認定機種」を発表していますが、今回使ったパソコンは、その認定機種ではありません。
Chrome OS Flex インストール ガイド
上記のページには「認定を受けていないデバイスでも Chrome OS Flex を使用できる場合がありますが、パフォーマンス、機能、安定性は保証されません。」と書いてありますので、だめもとで試してみました。
結果は、「だいたいOK」でした。

以下はその手順です。

1.Chromebook化するパソコンでも、それ以外のパソコンでもOKなので、そのパソコンのChromeに「Chromebook リカバリ ユーティリティ」という拡張機能をインストールして、用意した8GB以上のUSBメモリでインストーラーを作成します。
※インストーラーは、Windowsで使うならWindowsで、Macで使うならMacで作成したほうが良さそうです。Windowsで作ったインストーラーでMacにFlexをインストールすると、インストールはできたのですが、本体ストレージからの起動ができませんでした。

chrome_os_flex_01.png

「Chromebook の識別」では「リストからモデルを選択」をクリックして、
・メーカーを選択 Google Chrome OS Flex
・製品を選択 Chrome OS Flex
を選択します。

2.インストーラを作成できたら、そのUSBメモリをChromebook化するパソコンのUSBポートにさして、USBから起動します。
このパソコンの場合、Escキーを押してから、表示されたメニューで「F9 Boot Device Options」を選んで、USBメモリから起動させます。

chrome_os_flex_02.jpg

3.あとは画面の指示に従って進めるだけです。
SSDドライブだったせいか、インストールは3分ほどで終わりました。

OSが起動したら、Gmailで使っているGoogleアカウントでログインします。
ホームページ閲覧、Youtube、Meetやzoomを使ったオンラインミーティング、Google Workspaceなど、一通りの作業は問題なく行うことができ、動作もサクサクです。
Chromeに「Office」という拡張機能をインストールしておけば、Microsoftアカウントでオンライン版のWordやExceも便利に使えます。

chrome_os_flex_03.jpg

●おまけ
Linux開発環境について。

デベロッパーモードをONするために、
[Tutorial] Enable developer mode on CrOS Flex/CloudReady 96+
を参考にGRUBのコンフィグを変更し、BIOSで仮想化テクノロジーをONにしたところ、Chrome OSの「設定」→「詳細設定」に「デベロッパー」は表示されましたが、「オンにする」をクリック後、Linuxのインストールの途中で、

仮想マシンの起動中にエラーが発生しました

となり、インストールが失敗します。
ターミナルを起動しても、「penguin」リンクが表示されないので、localhostにSSHができません。
中途半端ですが、Linuxの一部はインストールできているみたいです。
croshで vmc start termina を実行すると、(termina)プロンプトが返ってきますので、そこで、Linuxの状況は確認できます。

追記:
なんとか、Linux環境をインストールできました。
以下、その時の手順です。
・中途半端にインストールされたLinux開発環境をいったん削除した後、
・改めて、Linux開発環境を「オンにする」をクリックし、
・「仮想マシンの起動中にエラーが発生しました」エラーが発生したら、画面はそのままにしておき、
・Ctrl+Alt+Tでchroshを起動して、vmc start termina を実行し、プロンプトが表示されたらそのままにしておき、
・エラー表示の画面で「再読み込み」をクリックして、待つこと3分。
正常にLinux開発環境のインストールが終わり、ターミナルに「penguin」リンクが表示されました。

chrome_os_flex_04.png

ここまで苦労して設定したLinux開発環境ですが、Chrome OS Flexのバージョンアップを行うと、ターミナルが、

Error starting penguin container: 5 (VM_START_FAILED)
Launching vmshell failed: Error starting crostini for terminal: 5 (VM_START_FAILED)

というエラーで、penguin コンテナの起動に失敗するようになります。
その場合は、Chrome から、Ctrl+Alt+T で Crosh を起動し、以下のコマンドを実行します。
vmc start termina
このコマンドが正常に受け付けられ、terminaプロンプトが表示されたら、改めてターミナルを起動してみてください。ターミナルが正常に動作するようになり、Linuxアプリも動くようになります。
なお、この操作(vmc start termina)は、Chrome OSを再起動したら、再度行う必要があります。

ぐっどらっこ。

Windows10のお話です。
PR-400KIへインターネット側からVPN接続しようとしたところ、「リモート コンピューターにより接続が途中で切断されました」というエラーになり、接続できませんでした。

vpn_l2tp_windws10_02.png

Windows10の 設定 → ネットワークとインターネット → VPNから「VPN接続を追加する」で、以下のような設定を行いました。

vpn_l2tp_windws10_01.png

以下の手順で設定を変更すると接続できるようになります。

1.コントロールパネル → ネットワークと共有センター → アダプターの設定の変更 より、エラーとなるアダプターのアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択します。

vpn_l2tp_windws10_03.png

2.「セキュリティ」タブで、
・「次のプロトコルを許可する」をクリック
・「チャレンジ ハンドシェイク認証プロトコル (CHAP)(H)」にチェックを入れる
・「Microsoft CHAP Version 2 (MS-CHAP v2)」にチェックを入れる
を行い「OK」をクリック。

vpn_l2tp_windws10_04.png

もし、接続できないようであれば、事前共有キーなどを確認してみてください。

ぐっどらっこ。