Windows UpdateのKB5003173 と KB5003214 が 0x80073701 で失敗する場合の対応策

Windows10 20H2の「Intel Corei3 M370」というCore-i3の第一世代の古いノートパソコンでの話です。
4月までのWindows Updateは正常にできていて、動作も問題ないパソコンです。ストレージはSSDです。

2021年5月の定例パッチのKB5003173 と、5月25日にリリースされた KB5003214 のWindows Updateを適用しようとすると、「デバイスに重要なセキュリティ修正プログラムと品質修正プログラムがありません」の 0x80073701 というエラーになります。
KB5003173はヤバめの脆弱性への対応パッチなのでアップデートしたいところです。

kb5003173_0x80073701_1.png

そこで、0x80073701エラーの一般的な解決方法、

・Windows Updateのダウンロードファイルの削除
・DISMコマンドの実行
・sfcコマンドの実行
・Windows Update用「トラブルシューティングツール」の実行
・単発のインストーラーでのインストール
・Windows Updateカタログのリセット

を試したのですが、解決できませんでした。

タイミングよく「Windows 10 May 2021 Update」(21H1)がリリースされたこともあるので、思い切って21H1にアップデートしてみました。

kb5003173_0x80073701_2.png

kb5003173_0x80073701_4.png


再起動後のブルー画面でずっと87%のままの時は少しドキドキでしたが、アップデートはエラーなく成功しました。
でも、それで終わりではありませんでした。

KB5003173は、適用した21H1にアップデート分が含まれていたのか、Windows Updateを行っても現れなかったのですが、KB5003214の方はしっかりと未適用分として出現しました。

kb5003173_0x80073701_5.png

あー、やっぱりだめか?と思いながら「インストール」をクリックすると、なんと、KB5003214の適用も成功しました。

kb5003173_0x80073701_6.png

「Windows 10 のダウンロード」ページ
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10


ぐっどらっこ。