Windows10のVOSTRO 270SのHDDをCrucial MX500に換装したらパソコンがフリーズ

平成から令和にかけて大ハマリしましたのでご報告です。

と、その前に、
2013年製のDELLのVostro 270sのHDDをSSDに換装する場合は、CrucialのMX500はやめておきましょう。
※当方のパソコンはWindows7 32bitをWindows10にアップグレードしたものです。2013年製のDELLのVostro 270sでも、新規にWindows10 64bitをインストールするのであれば、MX500でも問題ありませんでした。


本題です。
2013年製のDELLのVostro 270sが、最近、遅いと感じるようになったので、SSDに交換しようと、CrucialのMX500の500GB(CT500MX500SSD1/JP)を買いました。
Crucialを使ってきてハズレはなかったので、その実績をかっての購入でした。
270sはWindows10 Professionalの32ビットです。

早速作業開始。
USB3.0用のSATAケーブルでSSDをパソコン本体のUSB3.0ポートにつなげるも、認識しません。今回の作業は、こんな感じで、怪しいスタートでした。

そこで、パソコン本体のカバーをはずして、CD用のSATAの部分にSSDを接続して、Crucial専用のAcronis True Imageをインストールして、クローン作成を行いました。

dell_20s_ssd01.png

そのSSDを、HDDがついていたSATAケーブルに取り付け、CDも元通りにつなぎ直して、さあ起動!
何も問題がないような感じでWindows10も立ち上がり、楽勝楽勝と喜んだもつかの間、
・再起動ができない。(再起動しています...のまま)
・1分位たつと、何をクリックしても反応しなくなる(マウスは動く)
・ディスクの負荷がずっと100%
という状態になりました。
最初は、SSDの初期不良かとも思いましたが、クローンはできているし、念のために試したWindows10の新規インストールではなんの問題もなくSSDは動いたのでSSDの不良ではないと判断しました。

以下の作業で正常に動くようになりました。

1.
Windows 10 - MSIモードが有効な場合、タスク マネージャーで100 %のディスク使用率が表示される

dell_20s_ssd02.png

2.
コンパネの「電源オプション」で「高パフォーマンス」に変更する。

3.
LPMをOFFにする。
(1)レジストリの変更
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\0012ee47-9041-4b5d-9b77-535fba8b1442\0b2d69d7-a2a1-449c-9680-f91c70521c60」
の「Attributes」の値を「0」にする。

dell_20s_ssd03.png

(2)コンパネの「電源オプション」の「AHCI Link Power Management - HIPM/DIPM」を「Active」にする。

dell_20s_ssd04.png

4.
EASEUS TODO BACKUP(使っていたのは10.6)をアンインストールする。

4までやってようやく正常に動くようになりました。
4だけでよかったのか、それとも、1,2,3が必要だったのかはわかりません。

何かのお役に立てば幸いです。

ぐっどらっこ。