Windows10でスタートや設定が開かない時と「タイルデータベースが壊れています」表示

Windows 10で、スタートボタンをクリックしても無反応だったり、スタートボタンは反応しても「設定」アイコンをクリックしても無反応だったりする場合は、以下のマイクロソフトのサイトから startmenu.diagcab 修復ツールをダウンロードして実行しましょう。

最初に、一般的な修復の手順を試します。

  1. スタートボタン(Windowロゴ)を右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
  2. コマンドプロンプト画面に以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。
    dism /online /cleanup-image /restorehealth
  3. 次に以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。
    sfc /scannow

次に、

startmenu.diagcab (現在、リンク切れ)

201808追記:
 「Windows10(1703)から(1803)へアップデート後、ドメインユーザアカウントでの"設定"(歯車マーク)が動作しない」を参照して試してみてください。また、下の★のページに記載されている。各バージョンごとのロールアッププログラムの適用も試してみてください。

をダウンロードして実行します。

この現象の詳細を知りたい方は↓こちら。
Microsoft Japan Windows Technology Support Windows 10 のスタート メニューについて

startmenu.diagcabツール実行時、罠がいくつかあります。

・ツールの初回実行時、いつまでたっても「タイルデータベースの修復」表示のままなことがある。→20分以上この表示のままなら、「キャンセル」をクリックして、その後も真っ黒画面のままならCtrl+Alt+DELで「サインアウト」で一度サインアウトしてサインインし直す。

startmenudiagcab1.jpg

・このツールを何度実行しても「タイルデータベースが壊れています 未解決」と表示されるが、実は問題が解決している場合がある。(スタートも反応するし、設定も表示される)
→気にしない。
 参考:タイルデータベースの修復コマンド tdlrecover.exe -reregister -resetlayout -resetcache
    ただし、このコマンドは1803以降では使えない(「操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。」となる)

MSさんには、そもそもこんな現象が置きないようにしてほしいし、まともに動く修復ツールを作って欲しいし、日本人にもわかる日本語表記にして欲しい。
決して利用者目線で考えることのない、ほんとうにだめな会社。

ぐっどらっこ。