全くひどい話です。
2015年11月のWindows Updateを11日~12日の間に適用した人の中に、PCが起動しなくなったり(ログオン時の画面が点滅した後に真っ暗になる)、Outlookがクラッシュしたりする現象が発生しました。
原因は KB3097877 というアップデートです。12日の13時ころに対策バージョンがリリースされましたので、これからWindouws Updateを行う人は、この問題は発生しません。
Outlookがクラッシュするだけの人は、もう一度、Windows Updateを実行すれば、新しいKB3097877が上書きインストールされるので、それでなおります。
問題はPCが起動しないしない人です。
英文になりますが、こちらにMicrosoftが対応策を案内していますのでご覧ください。
概要を説明すると、
方法1.
システムの復元が利用できる人は、拡張起動オプションまたはブートできるWindows7のOSのCDから、システム回復オプション画面の「システムの復元」にて、Windows Updateを実施した以前の復元ポイントに戻す。
方法2.
システムの復元を無効にしている人は、拡張起動オプションまたはブートできるWindows7のOSのCDから、システム回復オプション画面の「コマンドプロンプト」にて以下を実施。
(1) dism /image:C:\ /get-packages にて、パッケージの一覧を表示させ、KB3097877を探す。
(2) dismコマンドを使って(1)で見つけたパッケージを削除する。
●Windows7 32bit OSの場合
dism /image:C:\ /remove-package PackageName:Package_for_KB3097877~31bf3856ad364e35~x86~~6.1.1.1
●Windows7 64bit OSの場合
dism /image:C:\ /remove-package /PackageName:Package_for_KB3097877~31bf3856ad364e35~amd64~~6.1.1.1
以上です。
なお、Windows 7の起動ディスクがない人は、
https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windows7
より、プロダクトキーを入力することでダウンロードできます。
ぐっどらっこ。