Thunderbirdで「フォルダを修復」を行うと返信済や転送済の矢印マークが消える

現時点のThunderbirdの最新版である31.6.0(たぶん、ここ2年のリリースを含む)で、「フォルダの修復」操作を行うと、メールの一覧部分に表示されていた「返信済」や「転送済」の矢印マークが消えます。
これは、Thunderbirdのバグらしいです。

まあ、そもそも、なぜ「フォルダを修復」をしないといけないかというと、例えば、あったはずのメールが突然消えてしまった場合などに行う作業なので、そうそう皆さんが行う作業ではないわけなのですが。

現象的には、次の流れで発生します。

1.下図の赤枠の部分が、今回話題としている「返信済」や「転送済」の矢印マークです。
thunderbird_replied_arrow_disappear1.png

2.それが、「フォルダを修復」操作を行うと...

thunderbird_replied_arrow_disappear2.png

3.消えます。(´・ω・`)

thunderbird_replied_arrow_disappear3.png

mozilla WiKi によれば、バージョン31の後は38になるようで、その38のベータ版で確認したところ、この問題は解消していました。

thunderbird_replied_arrow_disappear4.png

間もなく、バージョン38の正式版がリリースされるようですが、お急ぎの方は、

Download Thunderbird Beta

から日本語のベータ版をダウンロードしてお試しください。
バージョン38は2015年5月12日リリースです。

ぐっどらっこ。