ブラウザでホームページを見ていると、
- 危険です!
- お使いのパソコンの性能が低下しています!
- レジストリエラーをクリーンアップして削除
- パフォーマンスが低下しています
- 再起動が必要です
- お使いのPCがクラッシュ寸前です
- ウイルスを検出しました
- スパイウェアを検出しました
- 無料ダウロード
- 安全なダウンロード
- 今すぐダウンロード
などなど、根拠のないメッセージとともに、ダウンロードサイトへ誘導しようとする広告が表示される場合があると思います。(このサイトでも時々ある?)
パソコンに精通している人なら「あ~、これはひっかけだな」と無視することもできるのですが、パソコンに不慣れな人にとってはついクリックしてしまう気になるメッセージだと思います。
これらのメッセージは、例えば、Googleの広告サービス(AdWords)を使って掲載したりしているもので、これらの広告を表示しているサイト自身が意図的に掲載しているわけではないことが多いのですが、迷惑広告が表示されてしまうと、その広告を表示しているサイト自身の信頼も失われてしまう場合もあります。
さて、そういった迷惑広告を表示させないようにする方法ですが、ブラウザに表示されるこれらの迷惑広告をブロックしてくれる便利なツールがあります。
Adblock Plusです。
このツールをブラウザにインストールする(アドオンや拡張機能と呼ばれるしくみで組み込みます)ことで、迷惑広告の表示を大幅に減らすことができます。
以下は、Internet Explorer(IE8~IE11)への設定手順です。
Internet Explorerを使って、下記の操作を行ってください。
1.https://adblockplus.org/ へアクセスし、「Install for Internet Explorer」をクリックします。
2.Internet Explorerの画面下部に表示されたメッセージ内の「実行」をクリックします。
3.Internet Explorerを終了させるためのメッセージで、「終了する」を選択したのち、インストール画面で「次へ」をクリックし、インストールを開始します。以降の画面は、
「インストール」「完了」をクリックし、インストールを完了させます。
4.改めてInternet Explorerを起動すると、画面下部に次のようなメッセージが表示されますので、赤色の破線部分の表示を確認して「有効にする(E)」をクリックし、もう一度、Internet Explorerを起動しなおします。
これで、作業は完了です。
以降、Internet Explorerでアクセスするページに表示されていた迷惑広告は自動的にブロックされます。
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Adblock Plusを削除したい場合は、、Internet Explorerのツール→アドオンの管理から「Adblock Plus for IE Browser Helper Object」を無効または削除してください。
一時的に無効化したい場合が頻繁にある場合は、ステータスバーを「表示」にして、画面最下部のステータスバーに表示されたAdblockのアイコンをマウスの右ボタンでクリックし、「Disable everywhere」を選んでください。このメニューの「Setting」からは、ブロックレベルの調整も可能です。このブロックレベルの調整、国別の調整もできるようになっていますが、今のところ(2014年12月)、日本語には対応していません。
Firefox、Chrome用にもありますので、迷惑広告で困っている人は、ぜひ導入してみてください。
子供や、おじいちゃん・おばあちゃんのパソコンの設定を頼まれたお父さん、このアドオンを入れておけば、トラブルで呼び出される回数が減るかもしれませんよ。
ぐっどらっこ。