この記事を書こうと思った発端は、
ルーター攻撃 ネット障害...家庭用を標的 480万世帯、一時不通
2014年8月2日3時0分 読売新聞
でした。
その関連記事として、
ルーター攻撃 対策難航...弱点修正 利用者に「お願い」どまり
2014年8月2日3時0分 読売新聞
というのもあります。
みなさんが自宅や会社で使っているルータの一部の機種に問題があり、その脆弱性を利用されると、インターネット停止という事象に加担してしまうこともありえますよーー....という内容です。
図で示すと、↓な感じです。(出典:ITmedia Inc.)
上手の「攻撃用DNSサーバ」が「脆弱性のあるルータ」ということになります。
詳しい話は、JPCERT/CCの
オープンリゾルバ確認サイト公開のお知らせ
にまとめられていますので、そちらを見ていただくことにして、今、あなたができることをご紹介しましょう。
それは、あなたの家や会社のルータにその脆弱性があるかどうかを確認する方法です。
へアクセスし、ページ最下部の「オープンリゾルバの確認に進む」から、次ページの「同意する」をチェックONにした後、「確認」をクリックするだけです。
下図のように赤枠で表示された場合、ルータに問題がある可能性が高いということになります。
「問題のある可能性がある」とわかったらどうするか?
ITの知識がある方なら、その原因を詳しく調べ、ルータのファームウェアをバージョンアップしたり、ルータのフィルタリングやサービス状態の設定を変更しましょう。
なんのことやらさっぱりわからない人は、ルータを設置してくれた人や会社にお願いして対応してもらいましょう。
このケースでは、パソコンがウイルスに感染するとか、クレジットカード番号を盗まれるとかではないので、そういった部分の心配はしなくても大丈夫ですが、ネットがつながらなくなったりする可能性はあります。
また、「インターネット停止に加担」してしまうことになったりもする可能性があるわけですので、早めの対処をお勧めします。
ぐっどらっこ。