ヨウ素131と子どもの甲状腺がん

放射線の人体への影響が気になる昨今ですが、CRNで

【放射線と子ども】第4章 ヨウ素131と子どもの甲状腺がん

として、チェルノブイリを例にヨウ素131と子どもの甲状腺がんについてわかりやすく説明してくれています。

放射線が人体に与える具体的な現象とは、放射線がDNAを傷つけてしまい、その再生の際にエラーや突然変異が発生、それががんなどを引き起こすと聞いています。子どもは細胞の生成が大人に比べ活発なため、結果として放射線の影響で傷つくDNAも多くなるとも。
ちなみに、たばこの煙やストレスもDNAを傷つけます。

稲葉先生はこの記事の最後で、

このような理由から、私は今回の福島原発事故で、甲状腺がんの子どもが増加する可能性は低いと考えています。もちろん、十分な追跡調査が必要ですが、お子さんをお持ちの方には、あまり神経質にならないようにと、申し上げておきたいと思います。

と締めくくっています。